2026年4月18日に開催されたTOEIC/TOEFL/IELTSスコアアップ学習法セミナーでご質問いただいた内容について、
講師の先生方からの回答を掲載いたします。
TOEIC/TOEFL/IELTSの学習にぜひご活用ください!
Q1:毎日どのくらいのペースで勉強すればいいですか?
1日30分でも良いので毎日コツコツ勉強していくことが大事です。
特に、毎日欠かさず取り組んでほしいのが単語です。
リスニング・文法・リーディングに関しては、自分の中でスケジュールを立てて勉強していくことをおすすめします。
(例えば、この日はリスニングの音読、次の日は文法、その次の日はリーディングの精読・音読、など)
毎日、全部をやろうとする必要はありません。
無理のない範囲で継続して、それを習慣化させることが大切になってきます。
Q2:受験中、メモの書き込みはできますか?
TOEFL・IELTSは書き込み可能ですが、TOEICは書き込み禁止です。
Q3:問題を解いて丸つけをした後に、やるべきことはありますか?
パートごとに以下の復習をすることをおすすめします。
リスニング:オーバーラッピングの実施
文法:復習し後日また解く
リーディング:精読・音読の実施
Q4:単語を覚えるコツを教えてください。
YouTube「英単語を超効率的に暗記するコツ3選とは?」ブレイクスルー佐々木
https://www.youtube.com/watch?v=B2ZV4sAm4rQ&t=169s
この単語の覚え方がおすすめです。
Q5:単語の勉強は、「量」と「質」のどちらが重要ですか?
最初はある程度の「量」を確保することが大切ですが、最終的には「質(定着)」が重要になります。
例えば、1日100語に触れて全体像を広くインプットした上で、覚えきれていない単語を繰り返し復習して定着させるのが効果的です。
単に多くの単語に目を通すだけでなく、「覚えた状態にする」ことを意識しましょう。
Q6:リーディングの語彙問題でいつも間違えてしまいます。先生に「演習後に辞書を引いて類義語まで確認するといい」と言われましたが、効果的でしょうか?"
はい、類義語を確認する習慣をつけることは非常に重要です。
英英辞書を活用するのもおすすめです。
Q7:それぞれの試験で、単語の範囲(種類やレベルなど)は大幅に変わりますか?
TOEICはビジネス英語が中心で、仕事・職場に関する語彙力が必要となります。
TOEFLやIELTSはアカデミック(学術的)な内容が中心です。
Q8:速読のコツを教えてください。
速読の土台は、「語彙力」と「精読・音読」です。
「速く読むこと」ばかりに意識が向きがちですが、まずは文章を正確に理解する力が欠かせません。
①精読と②音読を繰り返し行うことで、結果的に文章を素早く正確に読み取る「速読力」が身につきます。
Q9:リスニングで、先読みが間に合わない場合はどう対処すればいいですか?
先読みが間に合わない場合は、すべてを読もうとせず、選択肢のキーワードだけを素早く確認するようにしましょう。
音声が始まったら無理に先読みを続けるのではなく、リスニングに集中することが重要です。
また、事前に設問のパターンに慣れておくことで、短時間でも必要な情報を素早く把握できるようになります。
Q10:リスニングの音のつながりを聞き取るコツを教えてください。
オーバーラッピングを繰り返しましょう。
流れる音声に合わせて、スピーカーの真似をしながら発音・音読をしてみてください。
これを繰り返すことで、徐々に音のつながりが自然と聞き取れるようになります。
Q11:オーバーラッピングとシャドーイングの違いと、正しいやり方を教えてください。
オーバーラッピングは、音声に被せて音読する学習法です。(スクリプトあり)
音声に被せられるまで繰り返し音読をするので自身の発音も矯正でき英語が聞ける耳も作れます。
シャドーイングは、耳で聞いた音声を少し遅れて音読する学習法です。(スクリプトなし)
まずは、オーバーラッピングで音声に被せてしっかり音読できるようになってから、シャドーイングへ移行する方が効果的です。
Q12:オーバーラッピングに適した教材はありますか? 映画とか・・・
TOEIC・TOEFLのリスニング教材や、ご自身が好きな映画やドラマのワンシーンを使用すると非常に効果的です。
最終的にはスクリプトを見なくても音声にピッタリ被せられるまで音読しましょう。
Q13:リスニングは、「ながら聞き」をしているだけでも伸びますか?
「ながら聞き」も全く効果がないわけではありませんが、オーバーラッピングの方がより効果的です。
「ながら聞き」が有効なのはもう耳が出来上がっている上級者です。
Q14:テキストは買ったほうがいいですか?
単語帳と文法対策の教材は、自分専用に購入して損はありません。
テスト形式の教材が手元にあれば、書き込みもでき、自宅や移動中の隙間時間でも効率よく学習できるメリットがあります。
一方で、7号館4階のLTCにも教材が豊富に用意されていて、自分に合うものを探したり、その場で勉強したりできます(※持ち出しは不可)。
まずはLTCで試してみて、使いやすいものを購入するのがおすすめです。
Q15:大学の授業だけでなく、TOEICやTOEFLのテキストで勉強すべきですか?
TOEICやTOEFLには、それぞれのテスト形式に適した勉強法がありますので、それに合った教材で学習した方が効率的に点数を伸ばすことができます。
Q16:文法が苦手です。おすすめのテキストを教えてください。
基礎の文法力を上げたい場合は、まず「TOEIC L&Rテスト 英文法 ゼロからスコアが稼げるドリル」(高橋 恭子:著)に取り組んでみてください。
すべてのテストにおいて土台となる文法力をしっかり身につけることで、着実なスコアアップに繋がります。
Q17:たくさんの単語帳を持っていますが一つの単語帳に絞る必要がありますか?
まずは「今、一番スコアを伸ばしたいテスト」の単語帳1冊に絞り込んで、徹底的に覚えることが大切です。
TOEFLのスコアを上げたいならTOEFLに特化した単語帳、TOEICのスコアを上げたいなら「金のフレーズ」のように、ターゲットにするテストの1冊だけに集中した方がスコアアップに繋がります。
Q18:現在TOEICの単語帳「金のフレーズ」を使っています。並行してTOEFLの単語帳も進めたほうがいいでしょうか?
2冊を並行して進めるのは避け、まずはどちらか一方に絞るのが効率的です。
TOEICはビジネス、TOEFLは学術的な語彙と、求められる単語のジャンルが大きく異なります。
もし今、TOEICのスコアを伸ばしたいのであれば、TOEIC専用の単語に集中する方がスコアアップに繋がります。
Q19:TOEICとTOEFLはどちらを優先すべきですか?
海外留学を視野に入れているならTOEFL(一部の国ではIELTS)が必須ですが、将来の就職活動や、日本国内で幅広く英語力を証明したいのであればTOEICが一般的です。
Q20:TOEIC/TOEFL/IELTSは並行して勉強できますか?
同時並行も不可能ではありませんが、まずは「今、確実に伸ばしたいテスト」に絞るのが賢明です。
例えば、直近でTOEICのスコアを上げたいなら、TOEICだけに力を入れて対策した方がスコアアップに繋がります。
Q21:英検準1級を先に勉強しようと思っていますが、TOEICやTOEFLを勉強したほうがいいですか?
英検・TOEIC・TOEFLはどれも今後の役に立つと思いますが、「先にやりたい」「必要」と思っている英検に力を入れることをおすすめします。
まずは英検準1級の取得に向けて集中し、しっかりとした英語の基礎体力をつけてから他の試験に移行した方が効率的です。
Q22:理想的な時間配分を教えてください。
リーディングは時間管理がとても重要で、Part5・Part6を各10分、Part7を55分で解き終えるペースが理想です。
練習の際は、Part7の設問1問につき1分(3問なら3分、5問なら5分)を目安にしましょう。
また、複数の文書を読み取るダブル・トリプルパッセージについては、6分を目標にするのがおすすめです。
※リスニングは音声に従って問題を解いていくので時間配分を意識する必要ありません。
Q23:単語帳は「金のフレーズ」だけでなく「銀のフレーズ」も確認したほうがいいですか?
基本的には「金のフレーズ」だけで大丈夫です。
「銀のフレーズ」は中学・高校レベルの基礎単語が中心ですが、「金のフレーズ」にはTOEICで頻出する単語が網羅されています。
Q24:単語の勉強では、「金のフレーズ」と「金のセンテンス」のどちらを使うべきですか?
単語単体で覚えることが苦手な場合は、「金のセンテンス」がおすすめです。
収録単語数も「金のセンテンス」の方が多いです。
Q25:新入生です。5月の全員必須の受験では、何点を目標にすればいいでしょうか?
まずは、600点を目標に頑張ってみてください。
Q26:一般企業への就職を目指す場合、TOEICはどのくらいのスコアが必要ですか?
外大生としての強みを活かすならまずは800点以上、最終的には900点以上を目標に取り組んで欲しいです。
Q27:TOEICの外部テスト(公開テスト)も受験した方がいいですか?
外部のテストは、ほぼ毎月実施されていますので、試験慣れしたい方にはおすすめです。
また、自分の実力を定期的に測ることができ、スコアの伸びを確認できる点も大きなメリットです。
Q28:あと1か月後に試験なのですが何を重要視して勉強したほうがいいですか?文法を最優先に学習した方が良いですか?
どのテストにおいても1番大切なのは語彙力です。
そのため、早いうちから単語学習に取り組むことがスコアアップの鍵になります。
また、リスニング・文法・リーディングの中では、多くの学生にとって、文法が最も点数が上げやすいパートです。
文法も早い段階から出題パターンを把握し取り組むことをおすすめします。
まずは、より多くの問題に触れてTOEFLというテストの特徴を掴むことが重要です。
Q29:リーディングは、1パッセージあたり何分で解くのが理想ですか?
理想は1パッセージ11分です。
慣れてないと本番では練習の力が出し切れないので、必ず日頃から時間を設定して解きましょう。
Q30:単語帳は「TOEFL英単語」と「Distinction2000」のどちらを使うべきでしょうか?
個人的には、分野毎に単語が収録されている「Distinction2000」をおすすめします。
TOEFL頻出単語は「Distinction2000」にもしっかりと収録されています。
「TOEFL単語帳」も、頻出単語が高い順で収録されているいい教材です。
ご自身が覚えやすい方を選んでみてください。
Q31:単語帳「TOEFLテスト英単語3800」を使っていますが効果はありますか?
「TOEFL3800」も、頻出単語が高い順で収録されている、いい教材です。
毎日少しでもいいのでコツコツ継続して取り組みましょう。
Q32:単語帳「TOEFLテストでる単5000」は役立ちますか?
TOEFLの単語帳なので、もちろん役に立ちます。
ただし、5000と単語数が多いので、モチベーションの維持や継続が難しいと感じる方が多くいます。
途中で諦めず、コツコツと取り組める自信がある方にはおすすめです。
Q33:英検準1級の単語帳でTOEFLの対策はできますか?
ある程度はカバーできますが、「TOEFL英単語」や「Distinction2000」の方がよりTOEFLに特化した単語帳です。
Q34:単語帳「キクタン【Advanced】6000語レベル」でTOEFLの対策はできますか?
ある程度はカバーできますが、「TOEFL英単語」や「Distinction2000」の方がよりTOEFLに特化した単語帳です。
Q35:「全問正解するTOEFL ITP® TEST文法問題580問」を使用していますが効果はありますか?
「TOEFL580問」もいい教材ですが、問題の難易度が高いです。
まずは「全問正解するTOEFL ITP® TEST文法問題対策」(林 功:著)から始めてもいいかもしれません。
Q36:「はじめて受けるTOEFL ITP TEST総合対策」を購入しました。別途「文法」に特化した教材も買った方がいいですか?
総合対策本も素晴らしい教材ですが、文法に特化した教材も一冊持っておくことをおすすめします。
LTC(7号館4階)にテキストがたくさん用意されていますので、そちらを利用するのもおすすめです。
ただし持ち出しはできないので、自宅や大学以外の場所で参考書を使って勉強したい場合は、購入を検討してみてください。
Q37:TOEFLのテキストは文法と単語帳のみでいいですか?
リスニングとリーディングの強化もしていく必要があるので、「TOEFL ITP® テスト公式テスト問題&学習ガイド」(田地野 彰:編著)という黄色のテキストもおすすめです。
単語帳・文法教材・総合問題教材(リスニング、文法、リーディングが1冊にまとまった本)の3つは、TOEFLの学習に置いては欠かせない教材です。
Q38:TOEFLで510点を取るのは難しいですか?
簡単ではないですが、決して不可能な点数ではありません。
Q39:Speakingは一人で勉強しても大丈夫ですか?
もちろん大丈夫です。
一人で練習する際は、自分の声を録音して聞き返すことで、発音やリズムの改善点が客観的に把握できるようになります。
友達と一緒にSpeakingの練習をするのもおすすめです。
お互いにフィードバックをし合うことで、より効果的に力を伸ばすことができます。
Q40:アメリカへの留学を考えています。IELTSは帰国前と帰国後両方で受けた方がいいですか?
アメリカでも、行きたい大学によってはTOEFL+IELTSが必要になります。
IETLSは4技能ある試験ですので、勉強・対策しておくと、現地での学習や生活にも必ず役立ちます。
帰国後にも受験して、SpeakingやWrintingなど自分がどれだけ伸びたか確認することも大切です。